📅 日時2008年8月9日(現地時間・土)
📍 会場スタン シェリフ センター
👥 入場者数8,807人
世界予選最後の枠を争うUSAGPが、いよいよ幕を開ける。一回戦第1試合に登場するのは、優勝候補のマイティ・モー。前回は体調を崩してしまい、日本の前田慶次郎に判定負けを喫してしまったが、もう問題はないという。マイティは、この試合を楽にクリアして、次の闘いに備えたいところだろう。マイティの一回戦の相手は、アメリカのジャスティス・スミス。俳優としても活躍中のスミスは、ショーン・オヘアを倒すなど、なかなかの実力者。マイティがKOで勝てればWGP出場の切符は近づいてくるが、苦戦すれば混沌としてくるかもしれない。 詳細レポート →
○マイティ・モー (U.S.A./フリー) (U.S.A./ロングビーチキックボクシング)
VS
×3R判定2-0 ※30-26、28-28、30-26
1R、スミスは左ミドル、ハイキックでマイティの腕を潰しにかかる。リーチを活かしたジャブからのヒザ蹴りは、マイティを苦しませる。マイティは、飛び込んで左フック。これは空振り。ならばとマイティは、右、左と強烈なフックを振り回す。しかし、スミスは柳の木のごとく上半身を揺らしながらかわし、抱きつく。何度もクリンチに逃げるため、レフェリーは注意を与える。マイティは右フック。頭を下げてかわしたスミスは、ヒザ蹴り。だが、これがローブローの反則となり、マイティは苦悶の表情を浮かべた。インターバルの間、会場にスローモーションが流されると、「オオォ」という声が観客席から一斉に上がった。険しい表情のマイティは、フックを繰り出すが、頭を下げて突っ込むスミス。これがバッティングの反則となり、マイティは左目の上から出血だ。レフェリーは、原点となるイエローカードを提示した。会場は、大ブーイングが響いた。試合は再開されて、スミスが飛びヒザ蹴り。マイティが右フックを放ったところで、ラウンドが終了。
第2試合◎K-1 USA GP トーナメント1回戦(2):K-1ルール/3分3R延長1R 詳細レポート →
×バタービーン (U.S.A./チーム バタービーン) (U.S.A./B.J.ペンMMA)
VS
○2R0分53秒、KO ※左ハイキック
2R、バタービーンは右ボディを直撃させる。キャベツは左ローキック。その直後、キャベツの左ハイキックがテンプルへ入る。前のめりに倒れるバタービーン。なんとか立ち上がったバタービーンだが、10カウントが数えられてKO負け。キャベツがバタービーンを下した。■
第3試合◎K-1 USA GP トーナメント1回戦(3):K-1ルール/3分3R延長1R 詳細レポート →
○グーカン・サキ (トルコ/チーム・レベル) (U.S.A.・ハワイ/スパルタMMA)
VS
×1R2分15秒、KO ※右ローキック、2ノックダウン。プーは右ローキックでダウン1あり
1R、素早い右ローキックを放つサキ。プーは反応ができない。そしてサキは、バックキック。これはプーがかわしたが、左ローキックが直撃。プーは、左右のフックでKOを狙うが、右ローキックをもらってしまう。サキのヒザ蹴り、ローキックが面白いように決まる。サキは、プーのパンチを見切って、ローキック。これが何度も入り、プーが腰を落としそうになる。そして右ローキックで、ついにプーがダウン。立ち上がったプーに、サキはハイキック、バックキックなどの大技を入れながら、最後は右ローキックで仕留めた。準決勝へ駒を進めたのはサキだ。■
第4試合◎K-1 USA GP トーナメント1回戦(4):K-1ルール/3分3R延長1R 詳細レポート →
×ニコラス・ペタス (デンマーク/チーム・スピリット AE) (U.S.A./Nor-Cal Fighting Alliance)
VS
○1R1分15秒、TKO ※試合放棄
1R、ゴングとともに右へ回るニコラス。リックは追いかけながら左ローキック。ニコラスは右ローキック、そして右ハイキックを見舞う。左フックをダブルで放つリック。ニコラスは、これをガードして右ローキックを連発させる。ところが、いきなりニコラスが下がりながら何やらレフェリーに話しかける。太ももの辺りを指して、何やら話している。そして自軍コーナーで説明するニコラス。レフェリーは試合終了を宣告。なんとリックの手を挙げた。マイクを握ったニコラスは、筋肉断裂を説明。「もう一度、戻ってくる」と約束して控室へ消えていった。準決勝へ進んだのは、リックとなった。■
第5試合◎スーパーファイト:K-1ルール/3分3R延長2R 詳細レポート →
○ポール・スロウィンスキー (オーストラリア/チームミスターパーフェクト) (モロッコ/チーム・レベル)
VS
×3R1分54秒、KO※左フック、3ノックダウン。
2R、ポールは右フックでダウン2、ヤヤは右フックでダウン1あり。3R、ヤヤは右フックでダウン2あり
第6試合◎K-1 USA GP トーナメント準決勝戦(1):K-1ルール/3分3R延長1R 詳細レポート →
○ランディ・キム (韓国/フリー) (U.S.A./B.J.ペンMMA)
VS
×2R1分00秒、KO ※左ローキック、2ノックダウン。コレイラは左ローキックでダウン1あり
1R、ジャブを打ちながら左ローキックを入れるランディ。初勝利を挙げて機嫌をよくしているのか動きがいい。キャベツは、左ローキックを返す。そして左ボディブロー。ランディはキャベツを捕まえてヒザ蹴りだ。ランディの勢いが止まらない。ローキックを蹴ったかと思えば、バックブロー。右ストレートも当てて、完全にペースはランディだ。
第7試合◎K-1 USA GP トーナメント準決勝戦(2):K-1ルール/3分3R延長1R 詳細レポート →
○グーカン・サキ (トルコ/チーム・レベル) (U.S.A./Nor-Cal Fighting Alliance)
VS
×1R2分36秒、KO ※左ボディ、2ノックダウン。チークは右ローキックでダウン1あり
1R、リックの左フックでスタート。サキは、ガードを固めて左ローキックを蹴っていく。リックは右ストレート。サキはバックキックで攻撃。リックは右フック。サキも左フックを返し、一進一退の攻防になっていく。ところがサキの右ローキックが炸裂。これでリックは大きくバランスを崩してしまう。これを見たサキは、右ローキックを連発してダウンを奪った。立ち上がったリックに、サキはローキックを連発するが、あと一歩でなかなか崩せない。ならばとハイキック、ボディブローで攻撃を散らしていく。粘るリックは、ローキックを返しつつ、守りに入ると見せかけてのバックブロー。これには引っ掛からなかったサキだが、リックはなかなかスマートなファイターだ。そしてサキは、左ボディブローを直撃。これが見事に入り、リックはKO負け。サキが、下馬評通りに決勝へ進んだ。■
第8試合◎スーパーファイト:K-1ルール/3分3R延長1R 詳細レポート →
×スコット・ジャンク (U.S.A./MMA Development) (韓国/フリー)
VS
○3R判定3-0 ※27-28、27-29、27-28。ジャンクは左フックでダウン2あり
1R、ミンスは右フック、ミドルキックを放つと細かい左右のフックを連打する。スコットは、右ローキック、左ボディを放つ。ミンスは左ハイキック、左ローキックで攻めて器用なところをみせる。スコットが前へ出てくると、ミンスの右フックが出会い頭でヒット。スコットがダウンだ。立ち上がったスコットに、左右のフックをラッシュ。左フックをアゴに当てて、さらにミンスがダウンを奪った。このときにスコットは、タックルに入ろうとして注意を受ける。会場は大いに沸いた。再開すると、ミンスは右のパンチを何度も繰り出すが、スコットはタックルで逃げる。ラウンド終了のゴングが鳴ると、二人が睨み合う場面もあった。
第9試合◎スーパーファイト◎K-1ルール/3分3R延長2R 詳細レポート →
○バダ・ハリ (モロッコ/ショータイム) (クロアチア/チーム オスタジック)
VS
×1R0分19秒、KO ※左フック
1R、ドマジョフが左ローキック。この直後、信じられないことが起こる。バダの左ストレート、ドマジェフの左フックがほとんど同時に入ったように見えた。ロープにもたれるようにヨロめくバダ。だが、マットで大の字に倒れていたのは、ドマジョフだ。スクリーンにスローモーションが流れると、バダの左ストレートがコンマ何秒か先に当たっている。映画でも、なかなかないような場面に、会場も息を呑んだ。しばらく意識が朦朧としている様子のバダだったが、それでもKOしてしまうのだから驚きだ。さすがはバダ・ハリといったところか。■
第10試合◎K-1 USA GP トーナメント決勝戦:K-1ルール/3分3R延長2R 詳細レポート →
×ランディ・キム (韓国/フリー) (トルコ/チーム・レベル)
VS
○2R1分39秒、KO ※左フック。ランディは左フックでダウン1あり
1R、サキは左ローキックを堅実にヒットしていく。ランディはジャブをついて、右のパンチを繰り出した。経験・実績では開きのある二人だが、ランディは自分の力を信じているのだろう。思い切り放つ拳からは、決意が感じられた。サキは、ランディの一発を警戒しつつ、スピードで勝負する。左ハイキック、バックブロー、右ローキックと閃光のような攻撃がランディに襲いかかる。ランディは、ハイキックをもらわないようにガードを上げているのが精一杯か。ローキックを何度ももらってしまった。ところがランディは、これまで見せたことのないカカト落としまで繰り出し、気持ちで闘う姿勢をみせた。ローキックを山のようにもらうランディだが、崩れなかった。
リザーブファイト第2試合◎K-1ルール/3分3R 詳細レポート →
○ステファン“ブリッツ”レコ (ドイツ/ゴールデングローリージム) (U.S.A./MMA Hawaii)
VS
1R2分36秒、KO
リザーブファイト第3試合◎K-1ルール/3分3R 詳細レポート →
○ランディ・キム (韓国/フリー) (U.S.A.・ハワイ/No Remorse)
VS
×2R1分13秒、KO ※左フック
1R、軽快なジャブを放ち、右ローキックをヒットさせるランディ。ヴィリトーヌは左ローキックを返す。ランディは右ストレートでヴィリトーヌに横を向かせる。そして、右ローキックが決まり、ややランディが優位に立つ。ヴィリトーヌは、左、右とフックをブンブン振り回す。ランディは紙一重でかわし、またしても右ローキックをヒットさせた。ただパンチを振り回すだけのヴィリトーヌに対して、ランディは飛びヒザ蹴り。さらにバックブローも当てて、進化した姿を見せつけた。ランディのローキックが勝負のポイントになりそうだ。