当初から波乱含みのUSAGP。準決勝戦は、本来、ジャスティス・スミスを倒したマイティ・モーが闘うはずだった。ところがマイティは、ローブローのダメージが大きく闘えない状況に。スミスもダメージを負い、二人とも戦闘不能となってしまう。そして、第一リザーバーの権利を持つランディ・キムが登場することとなった。ランディが闘うのは、バタービーンを見事なハイキックで下したウェスリィ“キャベツ”コレイラ。決勝へ進出するのは、どちらになるのだろうか。 1R、ジャブを打ちながら左ローキックを入れるランディ。初勝利を挙げて機嫌をよくしているのか動きがいい。キャベツは、左ローキックを返す。そして左ボディブロー。ランディはキャベツを捕まえてヒザ蹴りだ。ランディの勢いが止まらない。ローキックを蹴ったかと思えば、バックブロー。右ストレートも当てて、完全にペースはランディだ。 2R、ランディは右ストレート。もう一度、右ストレートを放ったあと、左ローキックでキャベツの左足を弾く。なんと、痛がるキャベツはダウンだ。足を引きずりながら立ち上がったキャベツ。ランディは、ローキックを連発。止めの左ローキックが入り、キャベツがKO負け。決勝へ進んだのは、ダークホースのランディだ。■ |