空手のヨーロッパ大会3位で、WAKO世界大会で優勝経験のあるハンガリーの強豪、ティボール・ナチが、ボスニアのジャナン・ポトラックと対戦することになった。ポトラックは、35戦28勝15KOという強豪で、ティボールにとって決して簡単な相手ではない。空手の技が炸裂するのか注目が集まっていた。 1R、インローを蹴っていくティボール。ポトラックは右ローキックを返す。ティボールは、右ローキック、インローをヒット。ポトラックは右ローキックを蹴る。ナチが前蹴り、そして右のミドルキックを繰り出す瞬間、ポトラックは右フック。これがまともにカウンターで当たり、ナチは失神してしまう。ドクターが入って手当てするなど、衝撃のKOだった。■ |