オープニングファイトの第2試合に組まれたムラット・ディレッキーVSサトルヴァシコバは、第二リザーバーを決める闘いとなる。当初、ムラットと闘う予定だったのは、ソフィアン・アローシェだったが、ケガのためにサトルヴァシコバが代わりに出場する。ディレッキーは、アルバート・クラウスをKOして鮮烈なMAXデビューをはたしたばかり。もしも本戦へ出場することになれば、面白い展開が待っていそうだ。 1R、サトルヴァシコバは左のローキックを飛ばしていく。三日前のオファーにもかかわらず、動きはいい。ディレッキーは、左フック、右ハイキックとコンビネーションで攻める。ヴァシコバは得意の左ストレート。これが軽く当たり、ディレッキーが下がる場面も。勢いに乗るヴァシコバは、さらに左ストレート。これをかわしたディレッキーは、ワンツー、ヒザ蹴りで攻めていく。ヴァシコバは強烈な左フック。これも当たるが、ディレッキーは倒れない。左右のフックでヴァシコバを追い込み、右フックでダウンを奪った。立ち上がったヴァシコバにヒザ蹴り、フックで止めをさしにかかったディレッキー。ここでラウンドが終了した。 2R、後ろ回し蹴りをみせるディレッキー。ヴァシコバは飛びヒザ蹴り。ディレッキーはヒザ蹴り、右アッパーで攻撃。左フックでヴァシコバからダウンを奪う。立ち上がったヴァシコバに、ディレッキーはヒザ蹴りから左フック。これでバランスを崩したヴァシコバは、ダウンをとられてしまう。リザーブファイトのため、二度のダウンでKOが決まる。第二リザーバーになったのは、ディレッキーだった。■ |