オープニングファイト1◎K-1ルール/3分3R/73キロ契約
○ GORI
(日本/PUREBRED大阪)
vs 亮司 ×
(日本/フリー)
3R判定3-0 ※30-27、30-27、30-26。3R、亮司は右ストレートでダウン1あり
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 オープニングファイトには、新鋭の対決が組まれた。GORIは、あの総合格闘家のエンセン井上氏のジム『PUREBRED大阪』に所属する選手で、かつては東金タイソンのリングネームで活躍していたこともあるキックボクサーだ。一方の亮司はボクシング経験者で、フリーとしてMAXに乗り込んできた実力者。この試合は75kg契約で行われるため、今後は二人が70kgまで落として闘うのか注目が集まる。
 1R、GORIは前蹴りから左ロー。亮司はジャブで様子をみる。GORIは左ハイキック、そしてミドルキックが亮司のボディをえぐった。だが亮司も負けずに、左右のフックを連打。右アッパーを連発させて、GORIを追い込みにかかった。だが、GORIはディフェンスしつつ横に回り込んでアッパーを放つ。アッパー、フック、ハイキックと様々な攻撃で揺さぶりをかけた。
 2R、GORIは冷静にジャブからインロー。亮司はガードをしつつ、ローキックを返すが、GORIの勢いを止められない。右ハイキック、右アッパー、右ストレートと次々にGORIの怒涛の攻撃が続く。亮司も鋭いストレートがGORIの顔をかすめるが、決定打とはならない。GORIはインローで相手の体勢を崩しつつ、ヒザ蹴り、ハイキックでKOを狙いに行った。
 3R、GORIはインロー、ヒザ蹴り。亮司は左右のフックを返す。パンチのテクニックが高い亮司だが、GORIを攻略できない。GORIも決定打を与えることはできないが、ローキック、ヒザ蹴りと蹴り技を入れつつパンチを連打するなど、手数は圧倒的に上だ。終了間際、右フックでGORIがダウンを奪い、判定へ。GORIが勝利を収めた。■

 
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