第6試合◎世界一決定トーナメント準々決勝戦(4)◎K-1ルール/3分3R延長1R
アンディ・サワー
(オランダ/シュートボクシング オランダ)
vs ドラゴ ×
(アルメニア/チーム SHOW TIME)
2R1分43秒、KO ※右フック
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 決勝トーナメント一回戦(準々決勝)の最後の試合は、アンディ・サワーと主催者推薦で選ばれたドラゴが対戦する。両者の特徴は、驚異的なスタミナとパンチ&蹴りのコンビネーションの豊富さにある。型にはまったときの強さは、MAXのなかでも1、2を争う二人といえるだろう。王座奪還を目指すサワーにとって、一回戦で当たるドラゴは厄介な相手。ザンビディスも手を焼き、クラウスを倒しているドラゴは、台風の目になるかもしれない。王座返り咲きを狙うサワー。大物食いを企むドラゴ。この試合も、ただでは終わりそうにない。
 1R、ジャブからワンツーで飛び込むドラゴ。サワーは左ハイキック、右ローキックで反撃。さらにドラゴは、ワンツー。右ローキック、ワンツー、左ローキックでサワーを追い込んでいく。ドラゴの左ローキックが金的へ。サワーとグローブを合わせて試合が再開。ドラゴは左ミドルキック。サワーはハイキック。ドラゴは怯まずに左ミドルキック、右ローキック、左右のフックと手数で勝負する。サワーの左ミドルキックがズバリと決まる。左右のフックで追い討ち。ドラゴはヒザ蹴り、右ミドルキックを返す。ほぼ互角だ。
 2R、右ローキックを飛ばすサワー。ドラゴはワンツー、右ローキックを返す。左右のフックをまとめるドラゴ。ドラゴの左フックが当たる。さらにドラゴは、アッパーで追い込む。サワーは右ローキック、左ローキックを返す。ドラゴは右フック、左フックで倒しにかかる。その直後、サワーの右フックがテンプルに決まる。倒れこむドラゴ。このまま立ち上がることができず、サワーのKO勝ち。ダメージを最小限に抑えて、サワーが準決勝進出を決めた。■

 
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ドラゴのコメント

ドラゴ――試合の感想は?
ドラゴ 試合を振り返ると、序盤はいいファイトができていたんだけど…。一つ、いいパンチをもらって、そこで終わってしまったね。
――ダメージは?
ドラゴ 今はまったくないよ…。■