第8試合◎トーナメント準決勝戦 第2試合:K-1ルール/3分3R延長1R
× グーカン・サキ
(トルコ/チーム・レベル)
vsレミー・ボンヤスキー
(オランダ/チーム・ボンヤスキー)
2R0分53秒、KO ※右フライングミドルキック
report

 もう一方のセミ・ファイナルは、新星のグーカン・サキと元王者のレミー・ボンヤスキーの対決。サキは、準決勝戦でルスラン・カラエフを倒して準決勝へ進出。レミーは、ジェロム・レ・バンナの腕を破壊して、絶好調でここまで上がってきた。ダメージは、お互いにイーブンだろう。

 1R、サキは予想通りにローキックをヒットさせる。一発、二発とローキックを直撃させると、今度はバックキック。レミーはガードを固めて、左フック、ヒザ蹴りで攻め立てる。サキはローキック、ハイキックで攻撃。前蹴り、バックキック、ローキックとレミーを揺さぶる。レミーは、的確にローキックを当てていく。サキに攻撃をさせて、カウンターを狙っているようだ。
1R判定=10(レミー):9、10:10、10:10

 2R、サキは1Rと同じように、右ローキックを蹴っていく。レミーは相変わらず、ガードを固めてローキック。サキはハイキック、ローキックとつなげる。その直後、レミーがフライング・ミドルキック。これがサキの脇腹の上辺りにヒットして、悲鳴を上げながらダウン。そのままKOとなり、なんとレミーがほぼ無傷で決勝戦へ勝ち上がった。■

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グーカン・サキのコメント

――アバラの状態はいかがですか?
サキ ドクターに見てもらったけど、折れているかは分からない。しっかりレントゲンをとって確認するつもりだ。
――カラエフ戦の感想をお願いします。
サキ 試合前にルスランがオレを簡単な相手だと挑発してきたから、カッとなってしまった。絶対に倒してやろうって思っていたんだ。オレはルスランが攻撃する前に先手を打って攻撃できたと思っている。それが勝因だろうね。
――来年の目標をお願いします。
サキ 来年こそは決勝まで勝ち進んでベルトを獲る、絶対だ!!■