オープニングファイト(5)◎K-1甲子園 FIANL8:K-1ルール/3分3R
HIROYA
(推薦/セントジョーンズインターナショナルハイスクール)
vs平塚大士 ×
(中部地区3位/愛知県立安城農林高校)
1R0分24秒、KO ※左フック、2ノックダウン。平塚は左フックでダウン1あり
report

 高校生No.1を決めるためにスタートしたK-1甲子園。優勝候補筆頭と評価を受けるHIROYAは、K-1甲子園FINAL16で園田顕悟を破り、貫禄の勝利を飾っている。FINAL8でHIROYAが対する平塚大士は、同じく優勝候補の藤鬥嘩裟を破る大金星を挙げてベスト8に食い込んだ強豪選手。キャリア、フィジカル的にもHIROYAの有利の声は大きいが、大物食いで勢いに乗る平塚は侮れない。ともに気持ちを前面に出しての打ち合いが持ち味となるので、大人顔負けの試合が展開されるはずだ。

 1R、ゴングが鳴ると平塚は前進。そこにHIROYAは、左フックを合わせる。ガクッとヒザを落としかける平塚。レフェリーはダウンを宣告した。ファイティングポーズをとる平塚。ローキック、フックを打っていくと、HIROYAはまたもやカウンターの左フック。これが同じように決まり、レフェリーが割って入る。二度のダウンによるKOで、HIROYAが横綱相撲をみせた。■

 
comment

HIROYAのコメント

――今日は疲れていないのでは?
HIROYA アップの方が疲れました(笑)。最初のダウンは、倒すつもりで出したパンチじゃなかったけど、相手は会場の雰囲気に慣れてなかったんだと思います。僕はほどよい感じで緊張していました。
――今までに3発のパンチで勝った記憶はありますか?
HIROYA ないですね。
――一発目で行けると思った?
HIROYA あんなに早く終わると思ってなかったし、もっと試したいこともあったんです。満足よりも、もっとやりたかったなという感じです。
――大晦日に向けての意気込みをお願いします。
HIROYA 今回はもちろん勝つつもりで挑んだし、今年は絶対に逃せません。
――日下部選手が優勝候補の一角に挙げられていますね。
HIROYA 絶対に負けないし、もっともっと強くなって試合ができたらなと思います。
――嶋田選手との対戦が決定しました。
HIROYA 誰が相手でも絶対に負けません。
――大晦日までの3ヶ月間、どのような練習をするつもりでしょうか?
HIROYA パンチも蹴りも、全体的に総合的にレベルを上げたいです。
――魔裟斗選手の試合は見ましたか?
HIROYA 見ました。ダウンをとられてヒヤヒヤしました。決勝戦に期待しています。
――大晦日への意気込みをお願いします。
HIROYA 絶対に負けれないんで、もっともっと勉強も練習も頑張って、強くなった自分を見せたいです。■


平塚大士のコメント

――試合の感想をお願いします。
平塚 ……なにもできなくて…自分の心のなかに油断があったんだと思います。
――HIROYA選手の印象はいかがでしょう。
平塚 …。
――作戦を教えてください。
平塚 パンチをしっかり打って、前蹴りで抑えながら、行けるところがあれば行こうと思ってたんですけど…。いろんな人に申し訳ないです。
――ダメージはありますか?
平塚 一発目で入っちゃったんで…。
――リベンジしたい?
平塚 もう一回、やりたいです。■