MAXの将来を担う若手対決が実現した。ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケンは、WGP戦線で猛威を振るうゴールデングローリーの新鋭。昨年の6月にMAX初参戦をはたし、ブアカーオを相手に3Rの打ち合いをしたばかり。対するカラコダは開幕戦で魔裟斗にKO負けを喫したものの、過去に小比類巻や佐藤を下している実力者。ボクサー出身ながら、キックへの耐性も高く、簡単に倒れる姿は想像できない。カラコダのボクシングを、ホルツケンがどのように攻略するかが大きな鍵となりそうだ。若手のホルツケンが台頭してくると、ますますMAXは混戦模様になることだろう。 1R、カラコダはジャブをつく。ニキーは右ローキックを連打。カラコダはローキック。ニキーは前蹴り。そして右ヒザ蹴り。ガードを固めるカラコダに、ニキーは右フックをクリーンヒット。これでカラコダがダウンだ。立ち上がったカラコダは、右ローキック。ニキーはインロー、右フックをヒットさせる。さらに右ローキック、右フック、バックキックとつなげていく。カラコダはガードを固めたまま反撃ができない。ニキーは右フックを何度も当ててグラつかせる。カラコダは右フックで二度目のダウン。立ち上がったカラコダにニキーは右フックでダウンを奪い、KO勝ち。ニキーが強さを証明した。■ |