砲丸投げのエリートアスリートとしてK-1へ転向したランディ・キムは、デビュー4連敗と奈落の底へ落とされてしまったが、前回のハワイ大会で2連勝。決勝でグーカン・サキに負けてしまったものの、ようやく結果が出てきたようだ。結果が出て地元・韓国での試合に気持ちが乗っているランディの相手は、テコンドーの韓国代表までいったこともあるパク・ヨンス。ヨンスは、日本の伊原ジムで修行を積むなど、K-1へ本腰を入れている。テコンドーVS砲丸投げの異色対決は、どんな結末が待っているのか。 1R、左ミドルキックで攻撃するヨンス。ランディは左ローキックを返す。ヨンスは、ミドルキックでランディの腕を殺しにかかる。するとランディは、一気に間合いを詰めて左右のフックを連打。ヨンスは右ローキックを返す。ランディの右フックがヒットする。怯むヨンスに、ランディはチャンスとばかりに左右のパンチで襲いかかる。ヨンスはローキックを当てるのが精一杯で、ランディのパンチに押された印象が残った。 2R、右ハイキック、左ハイキックと高い蹴りでランディの進撃を止めにかかったヨンス。だがランディは、前へ出てパンチを放っていく。ヨンスは右ローキック。ランディは右ボディブローを打ちながら、前進。右ローキックが入り、ヨンスが横を向いてしまう。このときにランディは、パンチを連打してスタンディングダウンを奪う。ファイティングポーズが取れなかったのか、レフェリーはKOを宣告。ランディのKO勝利となった。■ |