第8試合◎スーパーファイト:K-1ルール/3分3R延長1R
× スコット・ジャンク
(U.S.A./MMA Development)
vsキム・ミンス
(韓国/フリー)
3R判定3-0 ※27-28、27-29、27-28。ジャンクは左フックでダウン2あり
report

 スーパーファイトにスコット・ジャンクVSキム・ミンスの試合が組まれた。二人とも総合格闘家だが、K-1ルールでどんな試合を見せてくれるのか興味深い。
 1R、ミンスは右フック、ミドルキックを放つと細かい左右のフックを連打する。スコットは、右ローキック、左ボディを放つ。ミンスは左ハイキック、左ローキックで攻めて器用なところをみせる。スコットが前へ出てくると、ミンスの右フックが出会い頭でヒット。スコットがダウンだ。立ち上がったスコットに、左右のフックをラッシュ。左フックをアゴに当てて、さらにミンスがダウンを奪った。このときにスコットは、タックルに入ろうとして注意を受ける。会場は大いに沸いた。再開すると、ミンスは右のパンチを何度も繰り出すが、スコットはタックルで逃げる。ラウンド終了のゴングが鳴ると、二人が睨み合う場面もあった。
 2R、スコットが右フックで逆転を狙う。ミンスは左右のフックを連打。スコットは右のパンチを強引に振り回す。ミンスはガード。スコットは、さらに右ローキックでミンスの足を潰しにかかった。ミンスは左ストレートを放つ。スコットは左ローキックを連発させてラウンド終了。
 3R、スコットはミンスの足に狙いを定めているようだ。右ローキックを連続で蹴り落とし、ミンスを弱らせていく。ミンスは、ローキックに耐えて、左ミドルキックを返す。スコットは、さらに右ローキック。ミンスはフックでKOを狙うが、これはヒットしない。結局、判定決着となり、ミンスが勝利。総合格闘技の試合でも再戦が見たい顔合わせとなった。■

 
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キム・ミンスのコメント

――まずは試合の感想をお願いします。
ミンス この美しいハワイで、大きな大会に参加できて感動しています。とても楽しい気持ちでいっぱいですね。
――試合中はかなりヒートアップする場面も見られました。
ミンス 必ず勝ちたい、日本と韓国のファンに強い姿を見せたいという気持ちが出ましたね。
――やはりKO決着を望んでいたのですか?
ミンス 焦らずにゆっくりと、気持ちに余裕をもって試合をしたかったんです。だから、結果には満足しています。■


スコット・ジャンクのコメント

※ノーコメント■