第7試合◎K-1 USA GP トーナメント準決勝戦(2):K-1ルール/3分3R延長1R
グーカン・サキ
(トルコ/チーム・レベル)
vsリック・チーク ×
(U.S.A./Nor-Cal Fighting Alliance)
1R2分36秒、KO ※左ボディ、2ノックダウン。チークは右ローキックでダウン1あり
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 USAGP準決勝の最後の試合は、グーカン・サキVSリック・チークの顔合わせ。サキは、ドゥシュ・プーに何もさせずに圧勝。ポール・スロウィンスキーを倒したことはフロックではなかったことを証明した。リック・チークはニコラス・ペタスの突然のアクシデントにより、ほとんど無傷での勝ち上がり。お互いにダメージがないだけに、接戦が予想された。
 1R、リックの左フックでスタート。サキは、ガードを固めて左ローキックを蹴っていく。リックは右ストレート。サキはバックキックで攻撃。リックは右フック。サキも左フックを返し、一進一退の攻防になっていく。ところがサキの右ローキックが炸裂。これでリックは大きくバランスを崩してしまう。これを見たサキは、右ローキックを連発してダウンを奪った。立ち上がったリックに、サキはローキックを連発するが、あと一歩でなかなか崩せない。ならばとハイキック、ボディブローで攻撃を散らしていく。粘るリックは、ローキックを返しつつ、守りに入ると見せかけてのバックブロー。これには引っ掛からなかったサキだが、リックはなかなかスマートなファイターだ。そしてサキは、左ボディブローを直撃。これが見事に入り、リックはKO負け。サキが、下馬評通りに決勝へ進んだ。■

 
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リック・チークのコメント

――今大会の感想をお願いします。
チーク 最初のニコラスとの試合は残念だったね。準決勝のサキ戦は、いいところまで攻めたのにボディブローで負けてしまった。残念だよ。
――ペタス選手とは、リング上でなにか会話をしていましたね。
チーク 最初、ニコラスはオレのところに来て、ちょっとストップだと言ったんだ。話を聞いたら、ああいう結果になっていたから残念だった。彼からはリマッチをしたいと申し出を受けたよ。もちろん、それは受けるつもりだ。
――昨年のUSA GPは一回戦突破も棄権、今年は準決勝に進出。来年辺りは優勝も視野に入りますね。
チーク ああ、そのまま上に上がりたいと思っているよ。楽しみだ。■