USAGP準決勝の最後の試合は、グーカン・サキVSリック・チークの顔合わせ。サキは、ドゥシュ・プーに何もさせずに圧勝。ポール・スロウィンスキーを倒したことはフロックではなかったことを証明した。リック・チークはニコラス・ペタスの突然のアクシデントにより、ほとんど無傷での勝ち上がり。お互いにダメージがないだけに、接戦が予想された。 1R、リックの左フックでスタート。サキは、ガードを固めて左ローキックを蹴っていく。リックは右ストレート。サキはバックキックで攻撃。リックは右フック。サキも左フックを返し、一進一退の攻防になっていく。ところがサキの右ローキックが炸裂。これでリックは大きくバランスを崩してしまう。これを見たサキは、右ローキックを連発してダウンを奪った。立ち上がったリックに、サキはローキックを連発するが、あと一歩でなかなか崩せない。ならばとハイキック、ボディブローで攻撃を散らしていく。粘るリックは、ローキックを返しつつ、守りに入ると見せかけてのバックブロー。これには引っ掛からなかったサキだが、リックはなかなかスマートなファイターだ。そしてサキは、左ボディブローを直撃。これが見事に入り、リックはKO負け。サキが、下馬評通りに決勝へ進んだ。■ |