第3試合◎K-1 USA GP トーナメント1回戦(3):K-1ルール/3分3R延長1R
グーカン・サキ
(トルコ/チーム・レベル)
vsドゥシュ・プー ×
(U.S.A.・ハワイ/スパルタMMA)
1R2分15秒、KO ※右ローキック、2ノックダウン。プーは右ローキックでダウン1あり
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ハリッド“ディ・ファウスト”の欠場により、同門のグーカン・サキが繰り上がりでUSAGP本戦への出場を決めた。サキは、「ハリッドのためにも、絶対に勝たなければいけない」と覚悟を決めており、一回戦から全開で闘うことになりそうだ。前回のオランダ大会でサキは、ポール・スロウィンスキーをKOで仕留めているため、マイティと並び優勝候補に浮上。サキの闘いに注目が集まっている。サキと闘うのは、ドイツ生まれでアメリカサモア育ちのドゥシュ・プー。プーは、ボクシング出身。96年には、トンガのボクシングのオリンピック代表候補にまで挙がったことがある。打ち合いになれば、あっと驚く結末が待っているかもしれない。
1R、素早い右ローキックを放つサキ。プーは反応ができない。そしてサキは、バックキック。これはプーがかわしたが、左ローキックが直撃。プーは、左右のフックでKOを狙うが、右ローキックをもらってしまう。サキのヒザ蹴り、ローキックが面白いように決まる。サキは、プーのパンチを見切って、ローキック。これが何度も入り、プーが腰を落としそうになる。そして右ローキックで、ついにプーがダウン。立ち上がったプーに、サキはハイキック、バックキックなどの大技を入れながら、最後は右ローキックで仕留めた。準決勝へ駒を進めたのはサキだ。■

 
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ドゥシュ・プーのコメント

――初めてK-1のリングに立った感想はいかがですか?
プー すごく気持ちいいよ。負けたけど、相手は普通のファイターじゃない。グーカン・サキだ。世界のベストファイターなんだからね。また再戦できたら、もっと準備をして闘いたい。
――地元の大声援がありました。
プー 地元のポリネシアンの人たちが応援してくれた。最高に気持ち良かったし、誇りに思えたよ。
――自分の見せたかった試合は見せられましたか?
プー ゲームプランとしては、オレのやりたいように闘いたかった。でも、プラン通りにはいかなかった。それは相手がサキだったからだ。
――もっと打ち合ってほしかったのではないですか。
プー オレはもうちょっと近寄って攻撃したかったんだ。でも、彼は速い蹴りで攻撃してきた。オレのパンチを警戒していたんだろうね。すべては作戦だ。それでやられた。
――リベンジしたいですか?
プー その通りだ。韓国でムリなら、その次は日本まで行くぜ!!■