リザーブファイト:K-1ルール/3分3R延長1R
ボーン・アンダーソン
(カナダ/Taiwan Brazilian Jiu-Jitsu/ Boxing Land)
vs伊藤純 ×
(日本/TRYOUT/士道館村上塾)
1R1分56秒、KO ※左フック、2ノックダウン。伊藤はパンチ連打でスタンディングダウン1あり
report

 ASIA GPリザーブファイトは、日本の伊藤純とカナダのボーン・アンダーソンの一戦が組まれた。伊藤は、ボクシング出身でTRYOUTに参加していたファイター。村上竜司氏の士道館・村上塾に所属している。「俺はミラクルボーイだ!」と豪語する伊藤は、人間魚雷のように相手に突っ込むという。アンダーソンは、総合格闘技の試合を中心にこなしているファイターで、「打撃も得意にしている」とコメント。派手な打ち合いが見られることになりそうだ。
 1R、アンダーソンは左ミドルキックで攻撃。右から左フックを振り回すと、これが軽くヒットする。さらに右ヒザ蹴りを伊藤に直撃。伊藤は、右ローキック。これをブロックしたアンダーソンは、左フックからヒザ蹴り。捕まえて振り回し、伊藤は転倒してしまう。伊藤は、右ローキックで反撃。今度はヒットし、リズムをつかみかける。だがアンダーソンは、左右のフックを連発。左フックが入り、伊藤はバランスを崩しそうになる。伊藤は右ローキックを連打。左フックのカウンターを狙うが、これは不発に。勢いの止まらないアンダーソンは、左フック、右アッパー、さらに左ストレートをラッシュする。一方的に打たれたためか、レフェリーはスタンディングダウンを宣告。立ち上がった伊藤に、アンダーソンは左右のフックで止め。伊藤がKO負けを喫し、ミラクルボーイにはなれなかった。■