第8試合◎ASIA GPトーナメント準決勝戦(1):K-1ルール/3分3R延長1R
ルスラン・カラエフ
(ロシア/フリー)
vsキム・ヨンヒョン ×
(韓国/テウン会館)
1R0分15秒、TKO ※左フックでキムがダウン、鼻骨骨折のためドクターストップ
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 ASIA GP準決勝に上がってきたのは、やはり優勝候補のルスラン・カラエフだ。ルスランは、一回戦の富平辰文戦では、まだエンジンがかかっていない様子だったが、準決勝あたりから調子を上げてくるだろう。一方のキム・ヨンヒョンは、ムエタイのサイシーレックを下しての準決勝進出。体格差を活かして闘いたいところだ。
 1R、右に回るルスラン。ヨンヒョンは追いかけながら、右ストレートを放つ。するとルスランは、右、左、右と次々にパンチを当てていく。左フックが入り、大の字に倒れるヨンヒョン。ダウンだ。勝負が決まったかに思えたが、なんと立ち上がるヨンヒョン。だが、レフェリーはヨンヒョンの鼻が曲がっていることに気づく。ドクターを呼び、鼻をチェックする。どうやら折れているのか、ドクターストップがかかる。衝撃の決着で、ルスランが勝利。決勝戦に進出したのは、ルスランだ。■

 
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キム・ヨンヒョンのコメント

(ノーコメント)
※鼻骨骨折のため病院へ■