第7試合◎K-1ルール/3分3R延長1R
○ 王中原《ワン・チョンユェン》
(台湾/中華武術散打台中干城分会)
vsミック・ミティガ ×
(オーストラリア/ジャブアウトジム)
1R1分27秒、KO ※右ストレート
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 楊東雄と並び、台湾ファイターの王中原(ワン・チョンユェン)がスーパーファイトに抜擢された。王は、散打の王者。楊と一緒に、日本でK-1の特訓を積んできたという。F4のヴァネス・ウーさんも期待しており、いいところを見せたいところ。対するオーストラリアのミック・ミティガは、空手とキックボクシングの経験者で、まだ17歳。「ラグビーの試合で乱闘になり、どうやって相手を殴ればいいのか分からなかった」とキックを始めた異色の存在だ。どんな結末になるのだろうか。
 1R、大歓声が上がるなか、王は左ローキック、右フックでKOを狙う。ミックは首相撲からのヒザ蹴り。何度も蹴ってしまい、レフェリーが注意。王は、左フック、さらに右フックでKOを狙いにいく。会場が沸く。ミックはヒザ蹴り。王は力強いワンツー。ミックはヒザ蹴り。なおも王は、フックを放っていく。ミックの左フックが軽く入る。王は、パンチを連打。これが何発か入り、ミックはダウン。そのままテンカウントが数えられ、王のKO勝利が決まった。■

 
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王中原のコメント

——試合の感想は?
王 勝てて嬉しいです。こんなチャンスを僕や他の台湾選手たちに与えてもらって、K-1には本当に感謝しています。
——散打の強さは見せられた?
王 はい、準備してきたことすべてを出し切れたので良かったです。
——相手は17歳と若い相手だったが?
王 1RでKOできたのは、相手の弱点を握っていたからです。彼は素晴らしい選手ですけどパンチが遅いので、接近戦に持ち込んで穴を狙っていきました。
——今後に関しては?
王 私は年齢的に無理ですね、もうオッサンなんで(笑)。次の世代を育てたいです。
——K-1に挑戦した理由は?
王 K-1が始まった頃、私はまだ若かったんですけど、今回は人生に一度のチャンスだと思って挑戦しました。自費で日本に合宿に行ったり、K-1の練習をやったことは本当に良い経験になったと思います。若い世代に引き継ぎたいですね。■


ミック・ミティガのコメント

ノーコメント■