オープニングファイト:K-1ルール/3分3R
× 立川隆史
(日本/TRYOUT)
vs河野真弓
(日本/九州比山ジム)
1R1分29秒、KO ※左フック
report

K-1トライアウトの四番バッターが九州に初上陸!! 千葉ロッテマリーンズ、阪神タイガースに在籍し、主砲として活躍した立川隆史。プロ野球界を惜しまれつつ引退し、昨年のK-1トライアウトに参加。待望の格闘家デビューをはたし、強烈なローキックを武器に破竹の3連勝(2KO)で存在を強烈にアピールした。4・13WGP横浜大会では榎田洸之を相手にベストバウトともいえる名勝負を繰り広げたものの、逆転KO負け。今回が再出発となる。その立川の対戦相手は、地元・九州の河野真弓だ。空手出身の河野が、立川とどんな試合を繰り広げるのだろうか。
 1R、河野は長いリーチを活かした前蹴りで立川を突き飛ばし、すかさず右ローキック。さらに右フックで追い込んでいく。立川は頭を下げながら、右ローキック。河野は前蹴り。立川は右ローキック。河野は右ハイキック。立川は右ローキック。河野はワンツーから右ハイキックで攻撃。それでも立川は、根性の右ローキックを返していった。左右のフックで追い込む河野。ガードを固める立川に、河野の右アッパーが直撃する。一瞬、後方によろめき、河野がフォローの左フックを放つと立川がマットへ沈む。これがフィニッシュとなり、立川は2連敗を喫してしまった。■