オープニングファイト第2試合は、K-1ルールの若手対決。リコ・ヴァーホーベンは、“オランダのイグナショフ”と呼ばれる18歳のイケメンファイターだ。クリスチャーノ・デルガドを相手に、どんな試合になるのだろうか。 1R、デルガドは左ローキック、ワンツーと積極的に攻めていく。リコは、ワンツーを返すと、右ローキック、ヒザ蹴りへつなげる。まるでイグナショフのようだ。デルガドは、強烈な左フックをヒットさせる。リコは、これを耐えて右アッパーを突き上げる。さらに左ローキックを直撃。左ヒザ蹴りもヒットさせた。下がるデルガド。早くもリコは、左ヒザ蹴りでダウンを奪った。立ち上がったデルガドに対して、リコは左ストレート、右フックを浴びせて二度目のダウンを奪取。なおも立ち上がるデルガドに、リコはラッシュをかけるが逃げられてしまう。 2R、リコは左ローキック、右ストレートと力強い攻撃。デルガドは、必死にガード。リコはヒザ蹴り、右ストレート、またヒザ蹴りと怒涛の攻めをみせるが、デルガドは倒れない。デルガドはガードをしつつ、鋭い右フックを返していく。リコはヒザ蹴りを連続で当てていくが、なぜかデルガドは倒れない。攻め疲れてきたのか、後半になるとリコは失速していった。 3R、リコは左ハイキック、右ストレートを放つ。デルガドはディフェンスすると、右フックで反撃。リコはローキックをヒットさせるも、スピードはない。デルガドは左右のフックで逆転を狙う。リコはローキック、ヒザ蹴りと最後の力を振り絞って倒しにいくが、結局、判定へ。二度のダウンを奪っているリコが、判定勝ちとなった。■ |