スーパーファイトでは、K-1初参戦となるタイロン・スポーンが登場。スポーンは、85㎏級だが、将来は95㎏くらいまで階級を上げて、ヘビー級に挑戦したいという。オランダでの評価が高く、どんな試合を見せてくれるのか楽しみだ。スポーンと対戦するのは、スイス出身のアゼム・マクスタイ。あの故アンディ・フグの愛弟子で、変則の蹴り技を得意としている。マクスタイを相手に、スポーンはどんな試合をみせるのか。 1R、マクスタイは左ローキック、右ボディブローで攻める。左フックを連発するマクスタイ。ゆっくりと構えるスポーンを一気に潰したいのだろう。スポーンは、左ローキックを丁寧に当てていき、右フック、左ハイキックとつなげる。それでもマクスタイは、前へ出て、ミドルキックを放ち、右アッパーで倒しにいく。冷静に動きを見極めていたスポーンは、左ヒザ蹴りを直撃。これでマクスタイがダウンだ。立ち上がったマクスタイは、右ボディ、左フック、右フックで反撃。スポーンは、慌てることなくこれをさばくと、ラウンド終了間際にパンチをラッシュ。マクスタイは倒れるが、ラウンド終了のゴングに救われた。 2R、左アッパー、ミドルキックで反撃するマクスタイ。スポーンは、落ち着いて左フック、そしてハイキックで攻撃する。マクスタイは、右ローキックを連発させるが、スポーンに跳ね返されてしまう。スポーンは、ヒザ蹴り。これでダウンを喫してしまうマクスタイ。ここでレフェリーは試合をストップ。スポーンが勝者となった。■ |