オープニングファイト1/K-1ルール/3分3R
× キム・ギョンソック
(韓国/フリー)
vs高萩ツトム
(日本/チームドラゴン)
2R0分18秒、KO ※右ローキック
report

WGPで活躍中の澤屋敷純一や前田慶次郎と同じチームドラゴンに所属するのが、高萩ツトムだ。K-1では過去にオープニングファイト出場の経験を持つが、結果を残せず昨年のトライアウトで出直し。そこで才能を存分にアピールすると、アーネスト・ホーストに見込まれオランダ合宿を経験した。その高萩と闘うのは、シルム出身のキム・ギョンソックだ。200cm、180cmの恵まれた体格を活かしたパワーファイトを最大の武器としているが、器用な一面も持っている。昨年はハワイ大会でマイティ・モーを相手に果敢に立ち向かい、開幕戦では前田慶次郎に惜しくも敗戦。いまだK-1で勝ち星には恵まれていないが、試合を重ねるごとに着実な進化を遂げている。どんな闘いになるのだろうか。

1R、ギョンソックは突進。高萩は右ローキックをヒットする。ギョンソックはなおも前へ出ながら、ローキックを返し、パンチを繰り出していく。高萩はガード。ギョンソックは、思わず投げてしまう。高萩はローキックを連発。ギョンソックは、なおも突進。ロープまで突き飛ばし、高萩が倒れてしまう場面も。高萩は左右のフックを打っていく。これはギョンソックがディフェンス。左ミドルキックや右ローキックでギョンソックは攻撃。その直後、ヒザ蹴りがローブローに。痛がる高萩。インターバルが与えられ、試合が再開。再び、首相撲の際にローブローを受けた高萩だが、これは大丈夫だったようだ。

2R、右ローキックをヒットしていく高萩。まともにこのローキックをもらったギョンソックは、着地を失敗したのか、蹴られた足とは逆の足を押さえながら倒れてしまう。これで立ち上がれずに、ギョンソックのKO負けとなった。■