アレキサンダー・ピチュクノフのコメント ――試合の感想をお願いします。
ピチュクノフ とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。育ててくれた極真会館や友人、サポートしてくれたチームのみんなに感謝しています。試合については…ハリッドはいい選手でしたね。前日にも言いましたが、パンチのいい選手でした。試合は5Rまで行きましたが、最後まで勝ちたいと思った方が勝ったのだと思います。 ――ダメージはありますか? ピチュクノフ そんなにひどくはないです。空手の試合で受けるような、軽いダメージですね。 ――今年の目標は? ピチュクノフ その質問は前に答えましたよ。だから、繰り返しはしません。■
ハリッド“ディ・ファウスト”のコメント ――今の心境は?
ハリッド ひじょうに悪いね。 ――拳は大丈夫ですか? ハリッド 大丈夫。とくにダメージがあるわけじゃない。今日の負けは自分に負けたんだ。言い訳ではないけど、実はボクに特別なことがあってね。子供が生まれたんだ。そっちに自分の気持ちが向いてしまった。でも、相手の勝ちは認めているよ。 ――お子さんはいつ? ハリッド 日本に出発する前の日だよ。ルプナという女の子さ。 ――昨年、闘ったグラウベ選手と比べて、ピチュクノフ選手の評価は? ハリッド 大きな違いは感じなかったね。去年のグラウベ戦は10日間しかトレーニングができなかったし、しかもケガをしていた。今回は子供が生まれて、気持ちがそっちに向いていた。どうしても、ボクはいい状態で空手家と闘えていないね。まあ、インパクトでは同じだけど、ピチュクノフは行動を起こす前に動きが予測できた。このままの状態なら、頂点はムリだと思うよ。■ |