K-1トライアウト組で頭角を現した強太郎レンジャーが、WGP開幕戦のオープニングファイトに登場。「相手に食われないように勝って、焼肉を食って帰ります」と宣言し、韓国でも強太郎らしいコメントで笑いをとった。対戦相手は、韓国のシルム出身のキム・ギョンソック。重戦車のようなギョンソックの突進を、いかに強太郎が止めることができるかが、大きなポイントになるだろう。 1R、突進するギョンソック。回りながら左ローキックをヒットする強太郎。ギョンソックはローキックを放ち、ワンツーを出していく。これをかわしつつ強太郎は、右ローキック。ギョンソックは追いかけるも、パンチが届かない。強太郎は、右ローキック、左ローキック、右ローキックを連発。ギョンソックが左ハイキックを返すと、会場が沸く。強太郎は、かまわず右ローキック。これがタイミング良く当たり、ギョンソックが腰を落としそうになる。前へ出るギョンソック。強太郎は、かわしてローキックを何度も当てていった。
2R、相変わらず強太郎は、ローキック。ギョンソックは、右フック。左ストレートで攻めるが、これを強太郎はガードする。右ローキックをヒットさせて、強太郎がついにダウンを奪う。立ち上がったギョンソックに、強太郎はパンチを連打しつつ、右ローキック。これでギョンソックは、再びダウン。だが、ギョンソックは立ち上がる。会場から拍手が。強太郎は、左右のフックでKOを狙う。ギョンソックも打ち合うが、強太郎の右ローキックをもらい、あえなくKO負け。入場でマスクをかぶって登場したプロ向きの強太郎が、K-1デビューで勝利を飾った。■ |