オープニングファイト(1)◎K-1ルール/3分3R
× キム・ギョンソック
(韓国/Team Lazenca)
vs 強太郎レンジャー
(日本/チームドラゴン)
2R2分14秒、KO ※右ローキック、3ノックダウン
report

 K-1トライアウト組で頭角を現した強太郎レンジャーが、WGP開幕戦のオープニングファイトに登場。「相手に食われないように勝って、焼肉を食って帰ります」と宣言し、韓国でも強太郎らしいコメントで笑いをとった。対戦相手は、韓国のシルム出身のキム・ギョンソック。重戦車のようなギョンソックの突進を、いかに強太郎が止めることができるかが、大きなポイントになるだろう。

 1R、突進するギョンソック。回りながら左ローキックをヒットする強太郎。ギョンソックはローキックを放ち、ワンツーを出していく。これをかわしつつ強太郎は、右ローキック。ギョンソックは追いかけるも、パンチが届かない。強太郎は、右ローキック、左ローキック、右ローキックを連発。ギョンソックが左ハイキックを返すと、会場が沸く。強太郎は、かまわず右ローキック。これがタイミング良く当たり、ギョンソックが腰を落としそうになる。前へ出るギョンソック。強太郎は、かわしてローキックを何度も当てていった。

 2R、相変わらず強太郎は、ローキック。ギョンソックは、右フック。左ストレートで攻めるが、これを強太郎はガードする。右ローキックをヒットさせて、強太郎がついにダウンを奪う。立ち上がったギョンソックに、強太郎はパンチを連打しつつ、右ローキック。これでギョンソックは、再びダウン。だが、ギョンソックは立ち上がる。会場から拍手が。強太郎は、左右のフックでKOを狙う。ギョンソックも打ち合うが、強太郎の右ローキックをもらい、あえなくKO負け。入場でマスクをかぶって登場したプロ向きの強太郎が、K-1デビューで勝利を飾った。■

 
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強太郎レンジャーのコメント

「相手の印象ですか? とりあえずデカかったですね。怖かったけど、いい人だと聞いていたんです。試合後は本当にいい人でした(笑)。試合を振り返って? 思ったより相手が来なかったんで、押し潰されずに済みました。パンチで倒そうと? 今までは気持ちが弱くて、ビビッていたんですけど、今回はパンチで行こうと思いました。でも、勉強が足りずに…すいません。作戦は1Rにローキックを効かせて、2Rにパンチで攻めることでした。これからも目立つこと第一で頑張るので、みなさんも頑張って下さ~い」■


キム・ギョンソックのコメント

ノーコメント■