本来、トーナメントにエントリーされていた杉本幸績とジャクソン・ビアフラがリザーブマッチに登場。ジャクソンはトライアウトで富永をKO、濱田からもダウンを奪っているなど侮れない実力者だ。対する杉本はホーストに認められ、オランダ合宿を経験した有望株。結末はKO決着で間違いなしだろう。 1R、ホーストがセコンドについた杉本は、前蹴りでジャクソンに襲い掛かる。ジャクソンは右ローキック、そして左右のフックを連発。杉本はこの攻撃に対して、前へ出て距離を潰すことを選択したようだ。ミドルキックを放ち、右ストレートで押しまくる杉本。圧力をかけたいジャクソンは、下がりながらのローキックとなってしまう。 2R、ジャクソンは離れながら強烈な右ローキック。杉本も同じ技を返していく。さらにジャクソンは左右のフックでも急襲。杉本は的確にローキックをヒット。ジャクソンはアッパー。杉本はワンツーで追い込んでいく。 3R、杉本はワンツーで押しつつ、ローキック。ジャクソンのパンチを受けても、まったく下がらない。前蹴りで吹っ飛ばし、右ローキック。ジャクソンが下がったところに、右のパンチを打ち下ろす。右フックをダブルでヒットさせる杉本。ホーストの檄が飛び、杉本はさらに前へ突き進む。これが功を奏し、杉本が判定勝ち。ホーストの指導で、杉本が大変身を遂げた。 ■ |