第8試合◎スーパーファイト◎K-1ルール/3分3R延長1R
× マイティ・モー
(USA/フリー)
vs ステファン“ブリッツ”レコ
(ドイツ/ゴールデングローリー)
3R判定3-0 ※30-27、30-27、30-27
report

豪腕を武器にK-1のトップファイターに上り詰めたマイティ・モーを迎え撃つのは、
ステファン“ブリッツ”レコ。当初はハリッド“ディ・ファウスト”が出場を予定していたが、左拳の負傷でレコが代わりにマイティと闘うこととなった。チェ・ホンマンやセーム・シュルトといった、2mを超える選手との試合が続いていたマイティにとって、小柄なレコは逆にやりにくい相手になる可能性があるのかもしれない。常勝軍団、ゴールデン・グローリーのバックアップを受けるレコは、KOでマイティをマットに沈めようと虎視眈々と狙っているはずだ。どちらの拳が先に当たるか目が離せない一戦となりそうだ。

 1R、レコは得意の右バックキック。これを紙一重でかわしたマイティは、ジャブから右フック。動いて闘うレコは、右ローキック。マイティは右フックを合わせる。細かいジャブを打っていくマイティ。レコは、かわしつつクリンチ。マイティは左ローキック。ジャブからフック、インローとつなげるが、レコを崩せない。レコが後ろ回し蹴りを出したところで、ラウンドが終了した。
 2R、後ろ回し蹴りを放つレコ。マイティは右フック。倒れたレコだが、これはスリップ。マイティは左ローキック。レコは右ローキックで攻めていく。マイティは右アッパー、右ローキックで攻めいくが、レコは崩れない。バックブローを繰り出すレコ。マイティはローキックで足を崩し、パンチを当てるのが作戦なのだろう。

 3R、レコの右ローキックに対して、マイティはローキックから左フック。これをレコはディフェンスし、ローキックを返していく。マイティはジャブで入るが、レコはクリンチに逃げる。この展開が何度も繰り返される。マイティは右アッパー。レコは右フック。ローキックの数はマイティが上。パンチもお互いに決定打がなく、この試合も判定勝負に。距離を潰したとジャッジが判断したのか、レコが勝者となった。 ■

 
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