第6試合◎世界最終予選トーナメント準決勝◎K-1ルール/3分3R延長1R
× アレキサンダー・ピチュクノフ
(ロシア/極真会館)
vs ダグ・ヴィニー
(ニュージーランド/Balmoral)
3R判定3-0 ※29-28、30-27、29-28
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 世界最終予選トーナメント準決勝に進出したのは、優勝候補のアレキサンダー・ピチュクノフ。ここでピチュクノフと闘うのは、イマニー・リーを倒したリック・チークの予定だったが、ケガによる欠場でリザーバーのダグ・ヴィニーがリングへ上がった。ヴィニーはチーム・セフォーのメンバーで、リザーブファイトをKOで勝ち上がっただけに楽しみな一戦だ。
 1R、ピチュクノフは左ローキック、左ハイキック、左のインローと蹴り主体で攻めていく。ヴィニーは右ストレート、左フックを細かく当てていった。ピチュクノフはインローで足を狙う。ヴィニーはフック、ミドルで崩しにいく。ピチュクノフは左ハイキック、インローで攻めると、右フックをもらってしまう。するとピチュクノフは、ハイキック、ミドル、後ろ回し蹴りのコンビネーションをみせた。

 2R、インローを蹴りつつ前へいくピチュクノフ。ローキック、ミドルキック、前蹴りで攻めると、ヴィニーはミドルキック、フックを返す。ピチュクノフは前蹴り、右ハイキック、後ろ回し蹴りをみせる。ヴィニーはミドルキックを蹴りつつ、左右のボディ打ちでパンチ勝負に出る。鼻血を流すピチュクノフは、得意の右ハイキックで攻めるが浅く入るのみでダウンを奪えない。ヴィニーの左右のフックは回転が速くなり、追い込んだところでラウンドが終了。

 3R、インローで攻めるピチュクノフ。ヴィニーはフックを狙って打っていく。ピチュクノフは左ハイキック。ヴィニーは左フックを打つと、ピチュクノフはアッパーを返した。左ローキックを当てていくピチュクノフ。だが、ヴィニーは崩れない。ローキックはヒットしているが、ヴィニーはときおりラッシュをかけるパンチが、ジャッジには反映されそうだ。勝負は、判定へ。パンチのポイントが支持されたのか、ヴィニーが勝利を収め、リザーブながら決勝へ駆け上った。 ■

 
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