第4試合◎世界最終予選トーナメント準々決勝◎K-1ルール/3分3R延長1R
ザビット・サメドフ
(ベラルーシ/チヌックジム)
vs エスチャダー ×
(USA/Janjira Muay Thai Gym)
2R1分05秒、TKO ※レフェリーストップ
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2007年3月に行なわれた横浜大会で待望の日本初上陸をはたしたザビット・サメドフは、続く6月のオランダ大会でも存在感をアピールして見せつけた。対するエスチャダーはK-1初参戦の選手で、サメドフとしては負けられないところ。だが、いかんせん相手のデータが少ない部分が不安材料となっている。エスチャダーは、タイで行われたS-1の大会で結果を残しているが、K-1でどこまで闘えるかがポイントとなるだろう。サメドフにとっては上を目指す意味でも、負けらない相手。お互いにアグレッシブに攻めるはずだ。

1R、エスチャダーはガードを固めたままローキック。サメドフは左ローキック、そしてエスチャダーのハイキックを見切って、軸足を払い、会場が盛り上がる。さらにサメドフは、左右のハイキックでKOを狙う。エスチャダーはガードして、ヒザ蹴り。躍動感のあるサメドフは、後ろ回し蹴り。ハイキックでエスチャダーを追い込んでいく。飛び込んでの右ストレートを強引に打っていくエスチャダー。サメドフはフック。エスチャダーは右ローキックを返す。そして、左右のフックを放つサメドフ。エスチャダーはスピードについていけないのか、ラウンド終了間際には左フックでダウンを喫してしまった。

2R、サメドフは慌てずにローキックから攻めていく。エスチャダーもガードを高めて、ローキック。するとサメドフの後ろ回し蹴りがエスチャダーのボディへ。下がるエスチャダー。サメドフはフックを連打して、エスチャダーをあっさりと料理。予定通りに準決勝へ駒を進めた。 ■

 
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