リザーブファイト◎K-1ルール/3分3R延長1R
ダグ・ヴィニー
(ニュージーランド/Balmoral)
vs モハメッド“モー”ファウジー ×
(イギリス)
1R2分08秒、KO ※右アッパー
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イギリスの新鋭、モハメッド“モー”ファウジーと世界最終予選トーナメントのリザーブファイトを闘うことになったのは、ダグ・ヴィニー。K-1初参戦のヴィニーだが、アテネオリンピックに出場した経験(ボクシング)のある隠れた実力者だ。ファウジーもK-1には初参戦となるが、下からの突き上げが激しいことを証明する対戦になるだろう。

1R、ジャブを打つファウジー。ヴィニーは右ローキック、右フックで反撃。さらに右ローキックを放つとファウジーがワンツーで一気に攻める。動きを見切ったのか、ヴィニーは強烈な左フック。これがアゴを打ち抜き、ファウジーはいきなりダウンだ。立ち上がったファウジーは、ローキック。ヴィニーは左フック、インロー、ボディブローと打ち分けていく。左フックが入ると、左右のボディブローを連打。ファウジーは防戦一方だ。ヴィニーは左フックから右ストレートをヒットさせる。ロープ際でヨロヨロとなるファウジー。ヴィニーは右フックで追い込み、最後は右アッパーでKO勝ちを奪った。リザーブファイトながら、ヴィニーは本物であることを証明した。 ■

 
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