谷川貞治イベントプロデューサーのコメント&雑感
report

「香港の皆さん、大会を見て頂いてありがとうございます。なにが起こるか分からないのがK-1で、その通りのトーナメントになりましたね。準決勝のゴタゴタは武蔵選手が中国の選手から金的蹴りを受けたときに、時間を置いて休憩しようとしたんです。武蔵選手サイドからタオルを投げられましたけど、本当は試合が再開してから入れるべきだったんですよ。それが武蔵選手を擁護した、と思われて中国選手が怒ってリングを去ってしまったんですね。それでああいった裁定にさせて頂きました。

(武蔵の状態は)見たことないほど腫れています。歩行不可能なくらいでしたね。今、病院に行きました。武蔵選手は一回戦の時点で闘える状態ではなかったです。よく闘ってくれました。試合はよかったです。現段階では武蔵選手はWGPには出れません。でも、今回のファイトはよかったので、出れないと言い切るわけではないです。投票が残っていますから。(K-1の魅力)パンチ、キックだけで相手を倒すシンプルなスポーツです。そこでドラマが生まれます。今日も多くのドラマが生まれました。子供も老人も一回見ればルールが分かる、だから世界に広まるんです。(中国・香港での展開)香港かマカオで1年に一回は大会をやりたいですね。中国でももちろんです。中国人選手が揃ってきたら中国人選手だけの大会をしたいですね。(香港に決めたわけは)マカオから依頼は来たんですが、すべてがカジノで会場が完成してないんです。香港はカンフーの誕生の地ですし、人々も熱いし、ここがいいと決めました。(HERO’S、MAXも?)そう言ってもらえると嬉しいですね。頑張ります。応援して下さい」