第7試合:スーパーファイト/K-1ルール
アルバート・クラウス
(オランダ/チーム・スーパープロ)
vs キム・ハンヌル ×
(韓国/モッポスタージム)
1R2分03秒 KO ※右ハイキック
report
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 MAX世界大会開幕戦でヴァージル・カラコダを倒し、連敗を止めたアルバート・クラウス。今回の試合は、10月のMAX世界大会決勝トーナメントへ向けての腕試しといってもいいだろう。クラウスの相手は、当初、K.MAXが務めることになっていたが、タイでの特訓中に病気にかかってしまい欠場に。韓国のキム・ハンヌルが抜擢された。
 1R、クラウスはジャブ、ワンツーを軽く出して様子をみる。ハンヌルは体を左右に振りながら左ボディ。インロー、フックと立て続けにハンヌルは攻撃。クラウスは様子を見ている感じだ。ハンヌルと打ち合いつつも、大振りはしない。ハンヌルが右のパンチを放った直後、今度はクラウスが右ハイキック。これがまともにハンヌルのアゴに直撃し、クラウスがKOで快勝した。MAX世界王座奪回へ向けて、初代王者が完全復活だ。■
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アルバート・クラウスのコメント
「自分としては1Rはゆっくりと闘い、2Rに勝負をつけようと思っていました。でも1Rで終わってしまって、韓国のファンにいい試合を見せられなくて残念でしたね。相手はすごく若くて、強くて未来のある選手だったので、少し心が痛んでいます。次の世界大会? タイへ戻って体を休めてから、すぐに練習を再開します。これから、一所懸命にやって準備をしていきたいですね」■