第1試合:スーパーファイト/K-1ルール
× チェ・ジェムン
(韓国/モッポ スター・ジム)
vs ビューシル・コロッサ ○
(南アフリカ/スティーブズ ジム)
3R判定3-0 ※28-26、29-27、28-26
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 韓国のチェ・ジェムンが、南アフリカの新鋭、ビューシル・コロッサを迎え撃つことになったこの一戦。出場選手の豪華な入場式もあり、K-1の協力でパワーアップしたKAHNの第一試合がスタートした。
 1R、右のパンチから左アッパーを放っていくジョムン。これをガードしたコロッサは、力強い左ストレートで反撃。右のパンチから左ボディを狙うコロッサのスタイルは、アーネスト・ホーストにも似ている。ジェムンがハイキック。これをかわしたコロッサは、左ストレートでダウンを奪った。立ち上がったジョムンに対して、コロッサはパンチを連打。ジョムンが猛攻に耐えたところで、ラウンドが終了した。
 2R、あとがないジョムンは、右ローキックを連発。さらに右ストレートを放ち、KOを狙う。だがコロッサは冷静にガードすると、左ストレートをヒットさせて試合を優位に持っていき、右のパンチから左ボディブロー。ジョムンはクリンチで逃げるのが精一杯だ。
 3R、勢いに乗るコロッサは左右のフックに前蹴りを絡めてジョムンの動きを止めさせて、ペースを逃がさない。しかし、前蹴りをさばいたジョムンは、そのまま右ストレート。バランスを崩して倒れたようにみえたが、コロッサはダウンを宣告されてしまう。立ち上がったコロッサは、左右のフック、ヒザ蹴り、前蹴りと猛攻をかける。コロッサの怒りをかってしまったジョムンは、立っているのがやっとの状態。勝負は判定となり、コロッサが勝利を収めた。■