オープニングファイト2:K−1ルール/3分3R]
名城裕司
(日本/頂上会 テアゲネス・スポーツ・アカデミー)
vs 白虎 ×
(日本/Ranger 品川ジム)
2R2分46秒、KO
※パンチ連打、3ノックダウン。1R、名城は右ストレートでダウン。2R、白虎は右ストレートで2度ダウンあり
report
  ボクシング世界王者の名城信男の実弟である裕司が、K-12戦目を迎えることに。名城は、前回、ヒザ蹴りで安田鉄平をKOで下し、鮮烈なデビュー戦を飾ったばかり。今回も大いに期待されている。名城の相手は、白虎。これまで白星に恵まれていないが、ここで結果を残して本戦へ出たいところだろう。
 1R、ゴングとともに飛び蹴りで襲い掛かる名城。左右のフックで前へ進み、ワンツースリーでKOを狙う。白虎は足を止めて打ち合いを臨む。二人とも、いきなりエンジン全快で攻めまくった。離れると白虎は、ローキック。すると名城は、またパンチからヒザ蹴りで急襲した。パンチからヒザ蹴りにつなげるところは、さすがといったところか。ところが、冷静に対処していた白虎のパンチが名城にヒット。右ストレートでダウンを喫してしまう。立ち上がった名城は、左アッパー、右ストレートで反撃。白虎もヒザ蹴りで迎え撃つ。
 2R、ダウンを挽回したい名城は、前へ出てパンチで攻める。すると右ストレートがヒットし、白虎がダウン。立ち上がった白虎に、名城はパンチからヒザ蹴り、ハイキックと次々に攻撃がつながっていく。そして、右フックで二度目のダウンを奪った。最後は、左右のフックで押しまくり、レフェリーが割って入ってのKO。名城がKO勝利記録を伸ばした。■