オープニングファイト1:K−1ルール/3分3R]
× ノンタナン・ポー.プラムック
(タイ/ポー.プラムックジム)
vs ファリッド・ヴィヨム
(フランス/フェニックス ムエタイ)
3R判定3-0 ※29-30、29-30、28-30
report
  ブアカーオのジムの後輩、ノンタナン・ポー.プラムックが初来日をはたした。ノンタナンは18歳のときにオムノーイ・スタジアムの王者になっており、蹴り技が得意な23歳だという。ブアカーオも「まだ若くてムラはあるけど、とても強い選手なので期待してください」と太鼓判をおす。一方のファリッド・ヴィヨムは、2005年に日本の輝浪を倒しており、今回が二回目のMAX登場となる。どちらが生き残るのか、オープニングから豪華な対決が実現した。
 1R、左ハイキックで入ったヴィヨム。右ローキックを連発し、ペースを作っていく。ノンタナンは、前蹴り、右ローキックを返す。ヴィヨムは右ストレート、ジャブから右ローキック、左フックの連打、左右のハイキックとパンチとキックのコンビネーションで押していく。ノンタナンは前蹴りを繰り出し、ワンツーからの蹴りにつなげるが、ヴィヨムのガードを崩せず。手数では、ヴィヨムが有利だ。
 2R、ヴィヨムはジャブからハイキック。ノンタナンは強烈なミドルキックをヒットさせるが、ヴィヨムは動じない。そしてヴィヨムは、ローキック、ミドルと畳み掛ける。ノンタナンも、前蹴りで距離をとりつつパンチからローキックを蹴っていくが、ヴィヨムの圧力におされて下がってしまう。
 3R。ヴィヨムはワンツースリーと一気に勝負を仕掛ける。下がりながらノンタナンは、蹴りを返すが力がない。さらにヴィヨムはワンツースリー、フォーとパンチで攻めていく。ノンタナンがヒザ蹴りで攻めてくるも、ヴィヨムは同じ技で返す。さらにフック、ハイキックで倒しにかかるヴィヨム。試合は判定となり、3-0でヴィヨムが勝利を収めた。■