アルバート・クラウスのコメント
「(試合の感想)自分としてはよくやったと思っている。実は4週間前にイギリスでK-1の地方大会のようなものに出たんだけど、そこで右手をケガしてしまったんだ。100%のコンディションではなかったんだけどね。ファンから『もうクラウスはダメなんじゃないか?』という声が聞こえていたのは知っている。それを拭い去る試合ができたと思っているよ。自分ではあと5年、できると思っている。(見返そうという気持ちが強かった?)今日の試合を見れば右のパンチを使っていないことが分かってもらえるはずだ。武器を一つ、失っていたけど、それでもできるってことを証明をしたかった。(相手の印象は)いい選手だけどケガをしていても勝てたので、実力にはかなり差があると思うよ。(今年の初勝利に特別な思いは?)いや。今年に関して負けたと思っているのはムラット・ディレッキー戦のみだ。それ以外は負けていないと思っている。イギリスで対戦したピーター・クルックとの試合も勝っているしね。これからも勝っていけるという自信はあるよ。(決勝大会に向けての意気込みは)応援してくれてありがとう。自分が始めて優勝したときの強さを取り戻したと理解してもらえたはずだ。もう一度、王者に返り咲きたいね」 ■
ヴァージル・カラコダのコメント
「(試合の感想は)自分としては決勝に進みたかったから残念だね…。勝つには十分な内容だったと思っているけど、人が決めるものだから。僅差になると、ジャッジの感情がクラウスに向くのは仕方ないのかな? 判定には納得していないよ。(相手の印象は)ひじょうにいい選手だし、強かった。盛り上がった試合だったね。2R目にいい感触のパンチが入ったんだけど、採点に考慮してもらえなかった。逆にクラウスの攻撃がヒットすると会場が沸いたよね…。アウェイでやっている感じだったな。それが判定に響いたのかもね。最後にいいかい? 負けたけど今回の試合をサポートしてくれたマイク・ベルナルドや南アフリカ観光局の方に感謝したいんだ。ありがとう」 ■ |