| 準決勝に進出したのは、やはり昨年のEUROPE GP王者であるビヨン・ブレギーだった。対するは、こちらも優勝候補の一人、マゴメド・マゴメドフ。接戦が予想された。 1R、マゴメドフは左ハイキック。ブレギーは右ストレート、右ローキックで攻撃。マゴメドフは右フック、左ハイキックで反撃するも、ブレギーは動じない。右ストレート、ヒザ蹴りと強烈な攻撃でマゴメドフを追い込んでいった。 2R、ブレギーは右フック、右ローキックで攻撃。マゴメドフは左フックを返すが、ブレギーは見切る。左ストレートをヒットさせると、右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったマゴメドフに、ブレギーは右ストレートを見舞う。ガードを固めてこれに耐えるマゴメドフ。ときおり、反撃するマゴメドフのパンチがブレギーに当たり、会場が盛り上がる。だが、ブレギーのパンチがヒットして、マゴメドフはスタンディングダウンをとられてKO負け。決勝へ上がったのはブレギーだった。■ | | |