| EUROPE GP一回戦の最後は、ドイツのジェームス・フィリップスとベラルーシのザビット・サメドフが対戦。フィリップスは、クロアチア予選を勝ち抜いた王者で、サメドフもリトアニア王者になっている。またサメドフは、今年の横浜大会で中迫強を判定で下しており、すでに実力を証明したばかりだ。 1R、ジャブからの右ローキックをみせるフィリップス。なかなかキレのある攻撃をみせた。サメドフは、左フック、ヒザ蹴りで反撃。さらに、ボディブローの連打で追い込んでいった。フィリップスはジャブからのロー。右ハイキックでヒヤリとさせる。サメドフは、ボディブロー、左フック、右アッパー、後ろ回し蹴りと攻撃をまとめる。フィリップスも、強烈なローキックを叩き込んだ。 2R、右ハイキックをみせるフィリップス。サメドフはボディブローを連打。フィリップスは、ジャブからのローキックで攻めていった。そして、ボディ打ちを返すサメドフ。アッパーまでつなぎ、ややサメドフが押しているような印象がある。右ローキック、右アッパーで攻めるフィリップス。サメドフは左フック、右ローキック。大きな差もなく、ラウンドが終了。 3R、ゴングとともに飛び出したサメドフは、ボディを連打。フィリップスもローキックで反撃するが、サメドフの勢いは止まらない。後ろ回し蹴り、ワンツーで追い込んでいく。試合終了間間際も、ボディを連打して、優勢のまま試合終了。判定をものにしたサメドフが、準決勝に進出した。■ | | |