第2試合:EUROPE GPトーナメント準々決勝◎K-1ルール/3分3R延長1R
ビヨン・ブレギー
(スイス/マイクスジム)
vs ブレクト・ウォリス ×
(ベルギー/サイアムジム)
3R判定3-0 ※29-27、30-26、30-29
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  昨年のEUROPE GP王者であるビヨン・ブレギー。かつてはボスジムで練習をしていたが、今はバダ・ハリ、メルヴィン・マヌーフらのいるマイクスジムへ。体の頑丈さを活かし、ボスジムでは対角線のコンビネーションを習得。マイクスジムでは、スピードを手に入れつつあるようだ。ブレギーと対戦するのは、ベルギーのブレクト・ウォリス。ルーマニア大会で優勝し、一気に本戦へと駒を進める計画なのだろう。
 1R、ウォリスは右ローキック、サイドキックを繰り出す。ブレギーは鋭いジャブで様子をみる。サウスポーのウォリスはワンツー。左ストレートは鋭い。ブレギーは右フックを返す。さらに右ストレート。これをディフェンスしたウォリスは、左フックを連発。ブレギーは右ヒザ蹴り。そしてハイキックにつなげる。ウォリスが左ミドルキックを繰り出した直後、ブレギーは左フックでダウンを奪う。立ち上がったウォリスにブレギーがパンチを連打したところでラウンド終了。
 2R、ブレギーは右ストレート、左ミドルキック、ヒザ蹴りと連続攻撃。さらに右ストレートでとどめを刺しにいく。だが、ウォリスは踏ん張り、ミドルキックを返す。ときおり繰り出される、左ストレートは危険だ。
 3R、ブレギーは右ストレートを繰り出す。だが、次の試合を考えているのか無理はしない。ウォリスはフックで逆転を狙うが、ヒットしない。大きな展開もなく、試合が終了。ダウンを奪っているブレギーが勝者となり、準決勝へ進出した。■
 
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 ブレクト・ウォリスのコメント
「パンチで攻めようと思ったんだけど…。1Rは良かったんだけど、2〜3Rは下がってしまってうまく闘えなかった。(ブレギーはかなり体格差があったが?)プレッシャーはそんなに感じなかった。最初はあったけど、だんだん大丈夫になった。(今後の課題は?)トレーナーと相談して今後のことは考えたい」■